高浜町（大飯郡）から保護依頼があり現場へ

お知らせ

2023/08/28

今回、高浜町の73歳女性より保護依頼があり現場に行ってきました。

電話でお話を聞き、是非お会いしたいと思いお邪魔しました。

その方は現在73歳で、20年に渡り誰にも頼らず、

一人で50匹以上のTNR活動をしてきたそうです。

家の目の前は海で綺麗な景色が広がっていますが

一方で野良猫に餌をあげるだけあげて増えても知らないふりの現状です。

自身の時間とお金をかけて一人でずっと戦ってきたきたことを思うと

尊敬しかありません。

今回は、TNRをしていたけど追いつかず仔猫が産まれてしまっていたということでした。

自分の歳を考えると6匹の仔猫を全部お世話できないと判断され、

なんとかならないかとの相談でした。

他人を頼ったのは初めてだそうです。

家には病気で手のかかる猫ちゃんもいて、それでも複数の猫ちゃんを

しっかり管理してお世話をされていました。

TNRしたたくさんのお外の猫ちゃんにもご飯をあげています。

今回産まれた6匹の仔猫たちを引き受ける事にしました。

自分も大変なのにお母さん猫は責任持って捕まえて避妊手術しますと言い、

6匹の仔猫にと多額の寄付金までご用意してくれていました。

詳しくはSNSやYouTubeにて後日アップさせて頂きます。

ちなみに同日、越前市からも生後数週間の仔猫ちゃんを3匹受け入れています。

毎日のように鳴る保護電話の依頼。

時期によっては1日2、3件はかかってきます。

毎日です。

中には横柄で自分勝手な人もいます。

今現在、保護猫カフェと2つのシェルターには80匹以上の猫ちゃんがいます。

お世話や医療費もとても余裕はありません。

当たり前のように保護するように言われてもできません。

依頼する方は渡して終わりですが、引き受ける方は、

そこから健康だったとしても検査やワクチンや去勢避妊手術など医療をかけ、

譲渡先が見つからなければ、その先ずっとお世話していく責任があります。

保護主の方に一部寄付金をお願いするとご理解頂けない方がいます。

お互いに協力して寄り添える方にのみ対応させて頂きてます。

もちろん状況によってはお断りせざる得ないこともあります。

ご理解ください。

世界中の命が救われますように。

珍しく長文になってしまいました。

マネージャー　渡辺